ル・マン 商品

「ル・マン 24時間レース」なるものをご存じでしょうか。フランスのル・マン近郊で行われるカーレースで、24時間でどれだけ長い距離を走ることができるかを競うものです。
フォーミュラ1のモナコグランプリとアメリカのインディ500と並び「世界三大レース」と呼ばれています。またデイトナ24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースとともに「世界三大耐久レース」とも呼ばれています。1923年に初めて行われ、老若男女・国籍・普段走っているカテゴリーに関係なくさまざまなドライバーが参加し、現役ドライバーはもちろん一線を退いたスター選手の走りも見る事ができるのも魅力です。

1970年のルマンとポルシェ917の貴重な映像
1970年の美しいルマンが、ポルシェ917が、寡黙な男たちが、70mmシネマの美しい映像で堪能できます。
写真集を鑑賞するような視点でみればきっと満足できるでしょう。 「この映画は何を言わんとしているか」などと問うてはいけません。 蛇足ですが、ポルシェ917始め当時のレーシングカーは現代の物と馬力はあまり変わらないにもかかわらず、パイプフレームを用いており、ミッションは当然マニュアルなので、些細なミスが文字通り命取りになります。こういった状況で24時間走り続けられるドライバーがどんな人たちかを伺い知ることが出来ます。
フランス映画のような印象の映画です
カー・レースという過酷で熱い世界を舞台にしているにもかかわらず、非常に
静かな印象の映画です。
全編、ドキュメンタリーを見ているような乾いた臨場感の中、しかしその静け
さの印象はひと時も変りません。
静けさの中に、レースに賭ける男たちの熱い思い、女や家族への愛、などが淡
々と描かれてゆき、そしてそれは次第にラストの一騎打ちへ向かうに従い大き
なうねりを見せてゆきます。それまでの静けさを破るような男たちの意地と誇り
、そしてテクニックの全てを賭けたバトルにエンジンの咆哮が重なり、物語はク
ライマックスに向けて一気に加速してゆきます。
そしてラスト…死力を尽くした男たちの間に流れる充足感と群衆の中、互いに歩
み寄ってゆく男と女。そこに被さるミッシェル・ルグランの哀歓のメロディー。
まるでフランス映画を見ているような美しいラストシーンに心が静かに揺さぶら
れます。ファーストシーンからラストシーンまでの全てが素晴らしい、お勧めの
映画です。
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